Windows XP Professional(およびWindows Server 2003)をワークグループ・ネットワークで使用している場合、エクスプローラでの共有資源への接続で表示されるユーザー認証用のダイアログに[パスワードを記憶する]チェック・ボックスが追加され、これをオンにすることで、入力したユーザー名とパスワードの情報を記憶させることが可能になった(Windows NT 4.0、2000、XP Home Editionにはこの機能はない。またドメイン環境では、システムへのログオン時にドメイン・コントローラに認証されれば、共有資源単位に接続時の認証を受ける必要はない)。
前出のリモート接続用のユーザー情報同様、正規のユーザーにとっては便利な機能だが、ノートPCが第三者の手に渡り、万一社内ネットワークへの接続に成功してしまった場合、そのまま共有サーバのファイルなども丸見えになってしまう。従って持ち歩くノートPCでは、パスワードを記憶させてはいけない。
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