パブリック・フォルダは、デフォルトではExchange Server組織内のすべてのユーザーがメッセージの作成と参照を行えるようになっている。また、サブ・フォルダの作成が行えるのは、フォルダの作成者(所有者)のみである。これらのアクセス権を変更したい場合は、Outlookでフォルダのプロパティを開き、[アクセス権]タブから行う。
パブリック・フォルダのアクセス権を設定するパブリック・フォルダに格納されたアイテム数や使用サイズ、サイズ制限を設定したい場合はシステム・マネージャを利用する。
システム・マネージャからのパブリック・フォルダの管理パブリック・フォルダには、メールを受信する機能もある。この機能を利用すれば、有益なニュース・レターやWebマスターあてのメール(ホームページや製品に関する問い合わせなど)をパブリック・フォルダへ保存し、社内のユーザーで共有できるようになる。メールの受信機能を有効にするには、システム・マネージャを使って次のように操作する。
パブリック・フォルダのメールの受信機能を有効にするメールの受信機能を有効にした後にフォルダのプロパティを開くと、メール関連のタブが4つ追加され、メール・アドレスやエイリアスの設定を確認/変更できるようになる(エイリアスについては前回の記事を参考にしてほしい)。
メール・アドレスの変更方法パブリック・フォルダには、Microsoft WordやMicrosoft ExcelといったMicrosoft Office(以下、Office)アプリケーションで作成したファイルを保存する機能もある。Officeファイルをフォルダへ投稿するには、いくつか方法があるが、一番簡単なのはWindowsエクスプローラからパブリック・フォルダへファイルをドラッグ&ドロップする方法である。そのほか、投稿したいファイルをMicrosoft WordやMicrosoft Excelで開いた状態から[ファイル]メニューの[送信]→[Exchangeフォルダ]をクリックする方法とURLを指定して保存する方法もある。後者の場合は、ファイル保存時の[名前を付けて保存]ダイアログで保存場所として次のURLを指定すればよい(内部的にはOutlook Web Access機能が利用される)。
http://サーバ名/public/パブリック・フォルダ名
また、このアドレスを[マイ・ネットワーク]の[ネットワーク・プレイスの追加]からネットワーク・プレイスとして追加しておけば、毎回URLを入力せずに済むようになる。
■ビューのカスタマイズ
パブリック・フォルダのビューには、Officeファイルのプロパティをフィールドへ表示するようにカスタマイズすることもできる。例えば、Wordであればページ数や段落、行数、文字数、編集時間などを、Excelであれば名前付きのセルを[ユーザー設定プロパティ]として設定したものなどをOutlookへ表示できるようになる。
ファイルのプロパティをOutlookで表示今回は、Exchange Serverの情報共有機能として、パブリック・フォルダの利用方法について説明した。次回は、予定表の共有機能と会議室の予約機能について説明する予定である。
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