今回、データベースに接続するユーザーとしては、SCOTTユーザーを使用します。VPDポリシーを設定する表は、EMP表を複製して作成するEMP_VPD表を使用します。
今回は、表の複製もODTの機能である「問合せウィンドウ」を使用して行います。
接続対象を右クリックして、問合せウィンドウをクリックすることで起動します。SCOTTでの接続を右クリックして問合せウィンドウを起動します(図6)。
問合せウィンドウで以下のように入力し、「実行」ボタンをクリックします(図7)。
CREATE TABLE emp_vpd AS SELECT * FROM emp; |
OracleエクスプローラでEMP_VPD表が作成されていることが確認できます(図8)。もし表が現れていない場合、
ボタンをクリックして、Oracleエクスプローラを最新の状態にリフレッシュしてください。
Oracleデータ・ウィンドウで作成したEMP_VPD表のデータを確認します(図9)。また、Oracleデータ・ウィンドウを使用してデータの変更を行うことも可能です。
作成したEMP_VPD表にも主キーを作成しておきましょう。EMP_VPD表を右クリックして「設計」をクリックします。表デザイナが起動します。制約タブを選択して、「追加」ボタンをクリックして制約を追加します。その後、制約名を入力し、制約のタイプとして主キーを選択します。主キー列はEMPNOを指定して、「保存」ボタンをクリックします。また、ここで実行されるSQL文を事前に確認したい場合、「SQLをプレビュー」ボタンをクリックすることで、確認できます(図10)。
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