●2大SNS「mixi」と「GREE」
日本の古参&会員数も多い2つのSNSについて解説をします。
・国内で最初に注目を浴びたSNSサービスの「GREE」
GREEは2004年2月に田中良和氏によって始まりました。当時、楽天の社員だった田中氏が個人的に始めたサービスで、その後、利用者の増加によってGREEは株式会社化されました。サービス名は、「Six Degrees of Separations(6次の隔たり)」から命名されました。
招待制を取っており、SNS機能は、プロフィール、日記、写真、コミュニティ、メール、レビュー機能など一通りそろっています。特徴的な機能としては、投稿された動画をフラッシュ形式に変化して動画を共有したり、リンクしている友達からお誕生日を祝ってもらう「誕生日の寄せ書き」機能などが挙げられるでしょう。
携帯からのアクセスも簡単で、今年の11月からはKDDIと提携して、auのEZweb向けSNS「EZ GREE」も開始されました。
・日本のSNS界の雄「mixi」
mixiのサービス開始当時は求人サイト「Find Job !」を管理している、イー・マーキュリー社が運営をしていました。しかし、mixiがあまりにも巨大化したために、2006年2月に社名をイー・マーキュリーからミクシィに変更。2006年9月14日に東証マザーズに上場し、初値は295万円を付け話題を呼びました。
mixiもGREEと同様に招待制を取っており、友人・知人からの招待メールがないとサービスを利用できません。名前の由来は、「mix」(交流する)+「i」(人)の組み合わせで生まれました。SNSの機能としては、日記、コミュニティ(掲示板)、友だちリスト、メールなど、基本的な機能を搭載しています。トップページや日記を見た人の「足跡」が残るサービスはユニークな機能です。自分のページをどんな人がのぞいてくれたか一発で判明し、サービス開始当初はユーザー同士が足跡の踏み合いをして、サーバにかなりの負荷が掛かったというエピソードがあります。
●そのほかのサービスは?
現在SNSブームが発生しており、地域、趣味、年齢、学校……など、ありとあらゆるものをテーマにしたSNSがリリースされています。本当にサービスがあり過ぎて、全部紹介はできません。筆者が気になるSNSを紹介したいと思います。
もっと詳しく知りたい人はWikipediaの「ソーシャル ネットワーキング・サービスの一覧」のページが参考になります
最後のページではSNSの今後やこれからについて、考えてみましょう。
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