IT業界で最も人気のある資格の1つがORACLE MASTERです。1997年9月から開始されたこの資格は、Oracle Databaseに関するスキルを証明する資格として、多くのITエンジニアの目標となってきました。
現在、日本には延べ17万9000人以上のORACLE MASTER取得者がいます。これだけ広くORACLE MASTERが定着した理由としては、Oracle Databaseの製品自体が多くの企業で採用され、業務との関連性が高かったことや、資格制度自体がよくできていたことなどが考えられます。
資格制度開始から10年以上経過する現在でも、多くのITエンジニアが、スキルアップの手段としてORACLE MASTERを目指しています。
皆さんの周囲ではいかがでしょうか? 社内で一目置かれている先輩がORACLE MASTER Platinumを取得していたり、知らないうちに同期がORACLE MASTER Silverを取得していたり、なんてこともあるのではないでしょうか。
ここでは、「よし、自分も頑張ってORACLE MASTERを目指そう!」という皆さんを対象に、ORACLE MASTERについて分かりやすく紹介します。3トラックに分かれているORACLE MASTERの中でも、最も一般的な「データベース運用、管理トラック」に絞って説明することとします。
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