これについては、後ほど実際に行われているSilverlightとの連携例を紹介します。
これについても、後ほど簡単なSilverlightとの連携サンプルを紹介します。
これらの例を見て分かると思いますが、SilverlightとWindows Liveプラットフォームは非常に深い関係にあるので、Silverlightの機能をさらに生かすにはWindows Liveプラットフォームを活用するのも面白いでしょう。
現に、「Windows Live Labs」で開発されていた「Deep Zoom(コードネーム:Seadragon)」はSilverlight 2に組み込まれるテクノロジーですし、現在開発中の「Photosynth」や「Virtual Earth HD View」などはDeep Zoomをベースにしています。
Deep Zoomは高精細画像や動画の拡大・縮小を滑らかにする技術で、2008年6月現在「MSN 自動車」のページ「マイクロズーム【DEEP】」で体験できますが、試すにはSilverlight 2 Beta 2(Internet Explorer 6か7のみで動作)のインストールが必要です。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからは実際の連携例を紹介していきます。「Live Search」とSilverlightの組み合わせで外せないのが「Tafiti Search」でしょう。
これはマイクロソフトが作った試験的な検索サイトで、コードも公開されています。このサイトは3つの構成に分かれていて、左が検索窓と検索リソースの選択、中央が検索結果、そして右が「シェルフ」と呼ばれる機能です。「シェルフ」には検索して得た結果をドラッグして一時的に保存でき、それに対してラベルを付けることもできます。
また、サイトを使用している間に収集する検索クエリの「スタック」やセカンダリの「フィルタ」など優れた機能が付いています。私は検索エンジンをかなり多用しますが、この機能は常々欲しいと思っていた機能だったりします。
ほかにも「ツリービュー」という機能もあり、こちらは検索結果がツリーの上に表示されるというものです。見ている楽しさや使っている楽しさはありますが、あまり実用的ではないのが悲しいところです。
次のページでは、本稿のために作成したかんたんなVirtual EarthとSilverlightを連携したサンプルを解説します。
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