エンジニアライフのコラムニストは運動についてどう考えているのか。運動する人、しない人それぞれの意見を聞いた
ITエンジニアには不健康伝説がある。
不健康を改善すべく、運動に積極的に取り組んでいるITエンジニアたちがいる。
今回は「ITエンジニアと運動」をテーマにエンジニアライフでコラムを募集した。運動を習慣化する工夫、運動の仕事への影響、海外の運動事情など、実にさまざまな視点で多数のコラムが寄せられた。一方で、あえて運動をしないというコラムニストもいた。彼らのいい分も興味深かった。
運動をしてみたものの続かなかったという人は多いだろう。エンジニアライフのコラムニストも然り。彼らは運動を続けるためにいろいろな工夫をしているようだ。
組長氏は、「スポーツをするのは、何らかの目的を達成するための手段の1つに過ぎない」とし、自分の性格やいまの状況を自己分析するポイントを提示している。社会人になってジムに通いだすもジムで友達ができずに退会してしまったという組長氏は、自己分析を通して、自分に合った運動を見つけたようだ。組長氏が選んだ運動とは?
体を壊したことがきっかけでヨガに目覚めたヨギ氏。これまでのコラムでは、ヨガの心身への効能を書いてきた。今回は、ヨガを含めたさまざまな運動が仕事へもたらす好影響についてまとめている。
ヨギ氏は、意識層の動きを静めるために取る行動として、体を動かすことで意識を沈める「動的集中」(運動)があると書いている。動的集中の方法には水泳とヨガがあり、それぞれ次のような効果があると分析している。
水泳:長い距離を泳いでいると、アイデアや答えが不意に頭に浮かぶ。水は外界からの刺激を遮断するから、と考えられる
ヨガ:人間関係などメンタル面で効果が大きい。諍(いさか)いなどがとても無意味に思え、勝ち負け以前に、それに執着する気持ちが薄まる
ヨギ氏のコラム「ヨガのススメ Vol.1」「ヨガのススメ Vol.2 —体質が変わり快復へ。20kgの自然減量—」を読んでヨガを始めたという第3バイオリン氏は、普段の生活でも、体や心に余計な力が入っていないかを意識するようになり、運動を通して、自分の体に対する気遣いができるようになった、と報告している。
ヨガ以外で人気の高い運動は「ウォーキング」だった。
あずK氏は、Wii Fitやpop'n musicなどゲームを使っても運動をしているという。ゲームで運動をするメリットは、点数を競って向上心を掻き立てられる点と、ゲーム中は嫌なことも忘れられ、気付くと「くよくよしてても仕方ないか」とポジティブになれることだという。
体力を付けるという目的の下、さとうかおり氏もウォーキングをしている。
逆転仕事術氏は、「体力は集中力の源。それをUPさせることで、決断力の源(心の体力)もUPさせる」とし、勝間和代さんに倣って自転車に乗りはじめた。
結果、分かったことは2つ。
2に関しては、「心と体の体力の相乗効果」を、実体験で学ぶことができたと述べている。
佐藤正明氏は、週に5回もフットサルやサッカーをするほどのサッカー好き。佐藤正明氏は、サッカーを社会の縮図だといっている。
小沢英裕氏は、どんな運動をしたらいいか、目的別に運動の種類を解説している。これから運動をする人の参考になりそうだ。
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