3. ファイル名の「_(アンダースコア)」と「vmw」の間にカーソルを移動し、右クリックから「Unicode 制御文字の挿入」→「RLO Start of right-to-left override」を選択してください。
図2 Unicode制御文字であるRLOを挿入
4. ファイル名が「move_exe.wmv」と変換されます。 拡張子「.wmv」は、Windows Media Playerで再生可能なファイル形式ですので、一見、このファイル名だけを見てしまえば、Windows Media Video(WMV)形式のファイルと見間違えてしまいます。 また、注目すべきポイントはもう1点あります。ファイルのアイコンとして、元のアイコンが使われているということです。見た目上は拡張子が変換されているように見えますが、システム上は「.exe」として認識しているため、このようなことが起きます。
図3 アイコンは実行ファイル、拡張子はwmvに見える
5. 実際にファイル「move_exe.wmv」を実行すると、ウイルスバスター2009のインストーラが正常に起動されます(Windows Media Playerが実行されるわけではありません)。