おばかアプリ選手権も今回ではや3回目。得体の知れなかったイベントも少しずつ世間に認知され、ファンも徐々に増えてきた。今回も個性あふれるえりすぐりのおばかクリエイターたちがお台場へ集結。その模様をダイジェストで紹介する
10月30日、お台場の東京カルチャーカルチャーにおいて「デザインハック・ミーティングVol.3第3回 おばかアプリ選手権」が開催された。編集部の思い付きとノリだけで始まったおばかアプリ選手権もついに3回目である。第1回と同じく平日の夜で、しかも19時というIT系の皆さんにとっては「勤務時間ど真ん中」な時間からの開催。前売りチケットの動きも悪く集客が不安されたが、いざ蓋を開けてみると会場は満員となった。毎度毎度、お台場まで足を運んでくれるおばかファンの方々に感謝である。
今回の選手権エントリーは、サイバーエージェント、リクルート、カヤック、チームラボ、マネトロンズ、AR三兄弟の6チーム。自ら参加を希望して名乗りを上げた猛者ぞろいだ。主催者側で設定したルールは、入れ替えに3分、アプリのデモに5分、その後の質疑応答に12分の計20分がそれぞれの持ち時間となる。ただし、予定どおりに進まないのはいつものことで、ぶっちゃけていえば「いいもの見させてもらえればOK」なのだ。
アプリが動作しないといったある意味想定内のトラブルはいいとしても、出演者の力の入ったキャラ作りや演出など、司会者への負担が大きいこのイベント。その司会を引き受けてくれたのは、デイリーポータルZでおなじみの林雄司さんと、東京カルチャーカルチャー店長のシンスケ横山さん。2人にとってホームグラウンドであり、イベントは終始リラックスムードで進んだ。
自己紹介として林さんが披露したのが、デイリーポータルZで企画したおばか的アプリ。 要らない機能満載のInternet Explorer用の「デイリーポータルZツールバー」や、頭の良くなりそうな問題を何も考えずに消し去ることが目的の「頭の悪くなる大人のDPZトレーニング」を生々しい裏話とともに紹介した。
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