企業でも情報整理で利用が進む「ポータル」の常識企業システムの常識をJBossで身につける(4)(3/4 ページ)

» 2009年12月01日 00時00分 公開
[相原淳, 山野信行, 上川伸彦株式会社ビーブレイクシステムズ]

サーバを追加

 JBoss Toolsを起動して、[ウィンドウ]→[設定]→[サーバー]→[ランタイム環境]を開いて[追加]ボタンを押します。

図5 サーバのランタイムを追加 図5 サーバのランタイムを追加

 [新規サーバー・ランタイム環境]より「JBoss 4.2 Runtime」を選択して、[次へ]を押します。新規JBossランタイムの作成ダイアログの[ホーム・ディレクトリー]に、「C:\JBossTools\jboss-eap\jboss-portal-2.7.2」を指定して、[完了]ボタンを押します。

図6 「JBoss 4.2 Runtime」を選択 図6 「JBoss 4.2 Runtime」を選択
図7 [ホーム・ディレクトリー]に、「C:\JBossTools\jboss-eap\jboss-portal-2.7.2」を指定 図7 [ホーム・ディレクトリー]に、「C:\JBossTools\jboss-eap\jboss-portal-2.7.2」を指定

 [JBossサーバー]ビューより右クリックを押して、[新規]→[サーバー]を選択します。

図8 [JBossサーバー]ビュー 図8 [JBossサーバー]ビュー

 新規サーバーダイアログにて「JBoss Community]の「JBoss AS 4.2」を選択して、[完了]を押します(連載第2回の環境の場合、すでに「JBoss 5.0」が設定されていると思いますが、今回ダウンロードした「JBoss AS 4.2」を追加してください)。

図9 「JBoss AS 4.2」を選択して、[完了] 図9 「JBoss AS 4.2」を選択して、[完了]

サーバを起動

 設定したJBoss AS 4.2を起動します。

図10 右クリックで[開始] 図10 右クリックで[開始]
図11 起動後のコンソール 図11 起動後のコンソール 

 起動を確認したら、Webブラウザで「http://localhost:8080/portal」にアクセスしてください。以下のサンプル画面が表示されれば、問題なくインストールされています。

図12 JBoss Portalのスタート画面 図12 JBoss Portalのスタート画面

 以上がJBoss Portalの導入です。では次に、実際にポートレットを操作してみましょう。

JBoss Portalでポートレットを操作してみよう

 JBoss Portalでは、インストールが完了した段階で、管理ユーザーのadmin、一般ユーザーのuserが用意されているので、まずはadminユーザーにてポートレットを操作し、userユーザーでそれを確認してみたいと思います。

【1】adminユーザーで管理画面を開く

 adminユーザーでログインし管理画面を開きます(パスワードは「admin」です)。

図13 JBoss Portalの管理画面 図13 JBoss Portalの管理画面

 「default」のリンクをクリックします。

図14 「default」のリンクをクリック 図14 「default」のリンクをクリック

【2】「ページ」を作成

 「ページ」を作成する画面が表示されると思います。「ページ」というのは、TOP画面に表示されているタブのことです。「ページを新しく作成すると、タブが1つ増える」と考えてください。

 新規にページを作成するには「新規ページの作成 名前」に新しく作成するページ名を入力し「ページの作成」ボタンをクリックしてください。すると、一覧に新しく作成したページが表示されます。ここでは、「newpage」としました。

図15 「newpage」を作成 図15 「newpage」を作成

 次ページでは、さらにGoogleマップを追加し、個々のユーザーのための「ダッシュボード」を編集します。

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