自分研の月間人気記事ランキングをお届けします。
@IT自分戦略研究所の2012年7月新着記事、人気記事トップ10を紹介します。
7月は、ファーストサーバ事件を法律の観点から解説する「損害賠償はどうなる? 法律家が読み解くファーストサーバ事件」が1位を飾りました。
解説者は、元ITコンサルタントで現在はIT専門の弁護士として活躍する、伊藤雅浩氏。多くの人が気にする「損害賠償はどうなるのか?」という疑問について、「契約形態」と「約款」という2つの切り口から解説しています。
データが吹っ飛んだ人々が集まった前代未聞の「ファーストサーバデータ消失オフレポート」も合わせてどうぞ。
7月は、新連載『元コンサル弁護士のIT業界事件簿』がスタートしました。さっそく7月ランキングの1位にランクインしています。
本連載では、ファーストサーバ事件にとどまらず、SI業界、Web業界で起こるさまざまな事件や問題について、法律家ならではの視点で解説していく予定です。
著者の伊藤弁護士は、もともとITコンサルタントだった時にとある事件に巻き込まれ、それが契機で法律の道を志したとのこと。人生、どのような転機が訪れるか分かりませんね。
●元ITエンジニア・現○○シリーズ
フラッシュメモリ開発者の1人である、竹内健氏へのインタビューを行いました。
竹内氏はハードウェア業界で世界一の技術を争う競争を生き抜いてきた、生粋のエンジニアです。最近 『世界で勝負する仕事術―最先端ITに挑むエンジニアの激走記?』 という本を出して話題になりました。
「後追いはきつい。だから皆、世界一の技術を目指す」
「日本のソフトウェア業界は、世界一の“強み”を生み出せているのだろうか」
「変化への適応では遅い。変化を作り出さなければ」
など、激闘を生き残ったエンジニアならではの、重みのある言葉がたくさん出てきます。
「24時間、仕事を忘れないでいられるか?」と、竹内氏は問い掛けます。これは、ワーカホリックを指しているのではなく、「創造性を発揮し、人生の要となるWork(仕事)ができるか」ということ。ただやらされている、骨の折れるLabor(労務)ではありません。
エンジニアとして何かの価値を生み出したい、と思っている人は必読のインタビューです。
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