当日のカオスぶりを文字で伝えきることは到底できない。
能楽ホールには、スターウォーズとウクレレ、初音ミク、北斗神拳ケンシロウの咆哮、ドラの音が鳴り響いた。
和三盆の和菓子と抹茶でビアバッシュしているような珍妙な組み合わせだが、不思議と妙な調和をかもし出している。
「場所駆動は超重要」
能楽ホールの舞台でLTを終えたhakuraiさん、こしばさん、粕谷さんは口をそろえてこう振り返る。
「これまでいろいろな場所でLTをしてきましたが、あの舞台は特に新鮮でした」と粕谷さんは語る。何が良かったかというと、とにかく「雰囲気が全然違う」とのこと。「プレミア感」があるそうだ。米国のRuby Conferenceで飛び入りLTをした経験を持つこしばさんも「今まで経験したことがない場所に立つことは、すごくテンションが上がる」という。他のLT登壇者たちの満足度も非常に高かったらしい。
逆に、やってみてとまどった部分も少なからずあった。舞台が高すぎて客席があまり見えず、会場の雰囲気が壇上から見えにくかったという。大型ホールと会議室の違いはやはりあるようだ。
最も意外だったことは何かと聞いてみたところ、hakuraiさんからは「冗談みたいな勉強会なのに、皆がちゃんと参加してくれたこと」という返事が来た。
場所駆動勉強会は、LT初心者はもちろんのこと、LTや勉強会に慣れている人ほど、楽しめるかもしれない。場所を変えれば雰囲気も変わるし、後から写真を眺めるだけでも楽しい(今回、撮影をしていて大変楽しかった)。場所駆動の魅力を実感したエンジニアたちは、「他の世界遺産でLTができそうな場所がないか」と探したり、路面電車を貸し切って行う「電車駆動勉強会」なども考案しているらしい。
勉強会ブームと呼ばれて久しい今だからこそ、異色の勉強会が面白い。面白いことに興味が尽きない、愉快なエンジニアたちの新しい挑戦に期待している。
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