ここまで書いてみて、編集可能なtext boxを利用したい場合は、毎回text boxに背景を設定して、枠を設定して、文字色を設定して…… とするのは、とても面倒に思われたでしょう。そこで、編集可能なtext boxと編集不可能なtext boxのコードを別のプログラムとして切り出して、再利用できるようにしてみましょう。
新しくコードを追加しましょう。「code」にある「new」をタップします。
すると、今までの「main」とは別のコードが書けるようになります。新しくできたコードには自動的に「go」という名前が振られます。goをタップしてコードの名前を「editable text box」に変更します。
次に、editable text boxのパラメータ(引数)を定義します。今回は2つ必要なので、「add input parameter」を2回タップします。
パラメータを生成すると、Number型(数値のみ入る)で生成されるので、同様にパラメータ名をタップして、String型(文字列のみ入る)の「text」、Number型の「size」というふうに定義します。
次に、返り値を設定します。「add input parameter」と同様に「add output parameter」をタップして、TextBox型で「return textbox」を定義します。
次にmainに戻って、先ほど記述した、編集可能なtext boxのためのコードをカットして、editable text boxに張り付けます。
表示する文字とフォントサイズが固定値になっているので、パラメータのtextとsizeに書き換えます。
最後にreturn textboxにtbを代入します。
もう一度mainに戻りましょう。先ほど作成したeditable text boxが呼び出せるようになっています。
text boxと同様に表示したい文字列とフォントサイズを渡して、editable text boxを実行しましょう。
実行すると編集可能なtext boxが1行で表示できることが確認できます。
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