米Googleは2013年12月23日、Google Cloud Platformへの課金情報をエクスポートできる新機能「Billing Export」のプレビュー版を発表した。
米Googleは2013年12月23日、Google Cloud Platformへの課金情報をエクスポートできる新機能「Billing Export」のプレビュー版を発表した。「Billing API」を使って課金情報へのアクセスをプログラミングできる。
クラウドサービスを管理する上で、コスト監視や分析、最適化のためのツールの重要性は増しているとGoogleは指摘する。だが同社のクラウドプラットフォーム使用状況に関するデータは、これまでGoogle Cloud Consoleでしか参照できず、そうしたツールの開発が難しかった。
その問題の解決を目指した新機能がBilling Exportで、これを有効にすると、Google Cloud Platformの使用状況と推定料金に関する情報が1日ごとにCSVまたはJSON形式のファイルに自動変換され、ユーザーが指定するGoogle Cloud Storageバケットに保存される。
この情報にはCloud Storage API、CLIツール、Cloud Consoleファイルブラウザを使ってアクセス可能。データにはプロジェクト番号とリソースの種類が明記され、アクセス許可はCloud Storageバケット上で設定できる。
ユーザー企業のWebFilingsはBilling Export機能について、「全クラウドプロジェクトの詳細な利用状況を1カ所で分析してコストを最適化できるようになった。時間の経過に沿ってアプリケーションをモニタし、利用傾向を把握できる素晴らしいツールだ」とのコメントを寄せている。
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