グーグルが提供する広告サービスについて、概要や登録・管理の仕方、SDKをアプリに組み込んで実装する使い方を紹介します。
アフィリエイトとは成果報酬型の広告手法です。アプリ内にバナーなどのような広告を貼り、ユーザーが広告がタップしたりリンク先で商品を購入したりすると、アプリ開発者に収入(報酬)が支払われる仕組みになっています。
スマホアプリを収益化するための一番簡単な方法といえるでしょう。
AdMobとは、アプリ内に組み込めるアフィリエイト型の広告サービスです。アプリにAdMobのSDKを組み込むことで広告を表示でき、広告がタップされると収入が得られる仕組みになっています。AdMobはグーグルが提供しているサービスで、以下のような特徴を持っています。
AdMobを利用するメリットは、単に広告サービスが優れているという点だけではありません。広告フィルターや収益レポートなどといった、収益化を支援する機能も兼ね備えています。
また「メディエーション」機能を使うと、他の広告サービスと連携させ、1つのアプリに複数の広告を混ぜ込んで表示させるといったこともできます。以上のことから、AdMobは「広告によるアプリの収益化」を大幅に引き上げることができるサービスといえるでしょう。
ということで、今回はAdMobを使ってアプリに広告を表示するまでの手順を解説していきます。前回の「気になるユーザー統計を手軽に取れちゃうGoogle Analytics」で紹介したGoogle Analyticsと組み合わせて使うと、さらに効果的なので、ぜひこちらの記事も併せてご覧ください。
まずはAdMobに登録しましょう。下記のURLにアクセスし「AdMobに申し込む」をクリックします。
次に、AdMobサービスに使用するGoogleアカウントでログインします。「お手持ちのGoogleアカウントでログイン」をクリックし、ログインします。
次にアカウント情報を登録します。国、アカウントの種類、支払いを受け取る人の名前、住所、電話番号を入力します。
次に、タイムゾーンと通貨を設定します。日本であればタイムゾーンを東京に、通貨を日本円に設定します。
最後に、AdMobプログラムポリシーの利用規約に同意し「AdMobアカウントの作成」をクリックします。
下図の画面が表示されれば利用登録完了です。AdMobサービスが利用できるようになりました。
「ご利用開始」をクリックすると、AdMobのWeb管理画面が表示されると思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.