オンラインストレージを利用すると、ファイルやフォルダーを簡単に他人へ公開したり、共有してお互いに編集したりできる。OneDriveとiPhoneの組み合わせでファイル/フォルダーを公開・共有する方法を紹介。
対象サービスとハードウェア:OneDrive、iPhone/iPad/iPod touch
*Androidスマートフォンでの操作方法については、次の記事を参照していただきたい。
誰かにファイルを渡さなければならない場合、以前ならメールに添付したり、USBメモリやCD-R/DVD-Rに格納して発送したり、といった方法が主流だった。
しかし今では、オンラインストレージサービスを利用することで、簡単にインターネット経由でファイルを渡すことが可能だ。相手が同じオンラインストレージを利用していなくても公開できるし、複数のユーザー間でファイル/フォルダーを共有しつつ編集する、といったことも実現されている。
本稿ではマイクロソフトのオンラインストレージサービス「OneDrive」とそのiOS(iPhone/iPad/iPod touch)用アプリを使って、他人にファイルやフォルダーを公開することで、ファイルを渡したり共有したりする方法を紹介する。
まずOneDriveアプリで公開したい項目が格納されているフォルダーを開き、対象のファイル/フォルダーを選択してから、公開・共有の設定を行う。公開する相手には、閲覧あるいは編集するためのリンク先URLを記したメールが届く。
(10)の[アクセス時にサインインを求めますか?]をオフにすると、通知されるリンク先URLを知っている人なら誰でもアクセスできるようになる。つまり、上記の(8)で指定した相手以外にもアクセスされる可能性があるということだ。指定した相手だけに見せたい(あるいは編集させたい)場合は、[アクセス時にサインインを求めますか?]をオンにするのを忘れないこと(ただし相手がMicrosoftアカウントを持っている必要がある)。
公開・共有する相手として指定されたメールアドレスには、次のようなメールが届く。
一方、公開・共有の設定が完了すると、OneDriveアプリのファイル/フォルダー一覧画面では、[共有]というステータスが表示されるようになる。
いったん公開・共有したファイル/フォルダーを解除するには、公開・共有の設定時と同じ手順でファイル/フォルダーを選択してから、メニューを開いて[共有しているユーザーの表示]をタップする。そして公開・共有先のメールアドレスを指定してから[アクセス許可の削除]をタップする。
■この記事と関連性の高い別の記事
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.
Windows Server Insider 記事ランキング