何かテクスチャをダウンロードして、前回作成しておいたCubeやSphereに適用してみよう。
Unityを起動すると、図9のように、今までに作成したプロジェクトの一覧が右に表示されている。一番新しいプロジェクトが一番上に表示されてる。前回作った「FirstUnityProgram」も表示されているはずだ。もし、表示されていない場合は、「OPEN」メニューから開くといい。
この「FirstUnityProgram」をクリックして読み込んで、図6の右隅上にあるカテゴリから、「Textures & Materials」を選択する。すると図10のように、「Free」(無料)や有料の各種テクスチャやマテリアルのアセットが表示される。今回は、その中から「Yughues Free Metal Materials」をクリックしよう。
表示されるAssetsが多過ぎて、目的のAssetが見つからない場合は、一番上の検索欄に、「category:Textures & Materials」と入力されているので、これを「×」アイコンで削して、「Yughues Free Metal Materials」と入力して、虫眼鏡アイコンをクリックするといい(図10)。
すると、「Metal Textures Pack」の画面が表示されるので、「Import」をクリックする(図11)。このAssetを初めて使う場合は「Download」と表示される。「Download」が完了すると「Import」に変わる。筆者の場合は何度も使用しているので「Import」と表示されている。
「Decompressing」が開始される。「Yughues Free Metal Materials」はファイルサイズが結構大きいので、それなりに時間がかかるだろう。「Importing Unity Package」の画面が表示されるので(図12)、「Import」をクリックする。「Hold on」が開始され、取り込みが始まる。これには多少時間がかかるかもしれない。
次に、全画面で表示していたAsset Storeの「Maximize」のチェックを外して元のサイズに戻し、Scene画面を表示する。「Project」の「Assets」の中に「Metal textures pack」のフォルダが作成されている。展開すると「pattern 01」〜「pattern 42」までのパターンが用意されている(図13)
この中から適当なパターンを選択してみる。今回は「pattern 02」を選択した。すると「pattern 02」の中にあるテクスチャが表示される(図14)。
このテクスチャとマテリアルを「Scene」の中に配置しているCubeとSphereにドラッグ&ドロップすると、図15のようにCubeとSphereにテクスチャが適用される。
静物なので、プレー画面で見ても、表示されているGame画面で見ても見え方は同じだ。
次ページでは、Asset Storeから3Dモデルをダウンロードして、Scene画面に表示させるところまでをやってみよう。3Dモデルを自由自在に動かす処理は、本連載の後半で詳説するので、お楽しみに。
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