設定した処理が正しく動作するか、確認しよう。まずは「年齢」に文字列を入力してみる。
すると「数値を入力してください」と表示される(図9)。
次に「郵便番号」に、ケタ数が郵便番号としてはあり得ない数字を入力する。
すると「郵便番号が不正です」と表示される(図10)。
次に「電話番号」に、ハイフンなしの電話番号を入力する。
すると、図11のように「電話番号が不正です」と表示される。
では、正しいデータを入力してみよう。
「年齢」「郵便番号」「電話番号」全てに正規のデータを入力して、「登録」ボタンをクリックすると、図12のようにデータが登録される。
「顧客管理テーブル」に入力したデータが反映されていない場合は、Accessメニューの「全て更新」をクリックすると反映される。
図13を見ると、IDが連番にならずに、「11」の次が「17」になっている。これは、データを削除した場合に、削除されたデータのIDから連番が振られるためだ。
オートナンバーのリセットは、以下の手順で行う。
以上でVBEの起動とデータ入力用フォームの作成、VBAを使った入力用コードやデータの検証処理を記述する方法についての解説は終わりだ。
次回は検索処理について解説する。お楽しみに。
薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。
1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。
2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。
Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。
Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)
Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)
Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)
Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)
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