Windows 10を新規インストールすると、通常は ワークグループ構成(非ドメイン構成)のPCとしてセットアップされる。Active DirectoryドメインやAzure ADに参加するためには、インストール完了後、手動でドメインへ参加させる作業を行う。
ドメインへ参加するには、[設定]アプリの[システム]−[バージョン管理]を開く。
Active Directoryドメインに参加するには、[ドメインに参加]をクリックする。するとActive Directoryのドメイン名を入力するダイアログが表示されるので、適切なドメイン名を入力後、ドメイン管理者のアカウント情報を入力する。
[次へ]をクリックするとドメインの管理者名とパスワードが要求されるので、適切なものを入力すれば、ドメインへの参加が完了する。
Active Directoryドメインに参加すると、次のように、ログイン画面にドメイン名が表示されるようになる。
一度ドメインアカウントでサインインしてローカルにユーザープロファイルが作成されると、左側の一覧にそのドメインアカウントも表示されるようになる。
すでにローカルアカウントでサインインしてWindows 10を使っている場合、そのユーザー環境を引き継いだままMicrosoftアカウントに切り替えることもできる。
そのためには、[設定]アプリの[アカウント]−[お使いのアカウント]画面を開く。すると右側に現在サインインしているローカルアカウントの情報が表示されるので、[Microsoftアカウントでのサインインに切り替える]をクリックする。
(3)をクリックするとMicrosoftアカウントのメールアドレスとパスワードを問い合わせる画面が表示されるので、適切なものを入力する。場合によっては(SMSやメール、電話などによる)アカウントの認証があるので、それを済ませれば移行は完了だ。いったんサインアウトすると、次はMicrosoftアカウントでサインインできるようになっているはずである(切り替え前のローカルアカウントは使えなくなっている)。
Microsoftアカウントに切り替えたアカウント(および最初からMicrosoftアカウントとして追加したアカウント)は、上の切り替えと同じ設定画面を使って、今度はローカルアカウントに戻す(切り替える)ことができる。
この画面にある[ローカルアカウントでのサインインに切り替える]をクリックすると、切り替え後のローカルアカウントの名前やパスワードなどを問い合わせる画面が表示されるので、適切なものを入力すればよい。
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