日本HPEが新型インフラストラクチャ製品「HPE Synergy」を発売:「組み立て可能なインフラ」ビジョンを推進
日本ヒューレット・パッカード(日本HPE)は、同社が世界初と主張するコンポーザブルインフラストラクチャ製品「HPE Synergy」を2016年第2四半期以降に発売すると発表した。
HPEが提唱する「コンポーサブルインフラストラクチャ」(出典:日本HPE)
日本ヒューレット・パッカード(日本HPE)は2016年1月27日、同社が世界初と主張するコンポーザブル(組み立て可能な)インフラストラクチャ製品「HPE Synergy(エイチピーイーシナジー)」を同年第2四半期以降に発売すると発表した。HPE Synergyでは、各モジュールやアダプターを、用途に応じて組み合わせて構成できる。
HPE Synergyは、クラウド向けのアプリケーションと既存の基幹系アプリケーションの両方に向けて設計されたプラットフォームとされる。HPE Synergyが提供する単一の統合APIを介してリソースプールを操作できるため、ソフトウェア定義で必要な構成を組み合わせて使えるようになるという。
日本HPEではこれにより、クラウドネイティブなアプリケーションをオンプレミスの環境に迅速に展開して新しいビジネスを短期間でスタートさたり、既存の業務アプリケーションを安定的に低コストで運用できるようになるとしている。
米HPEは、2015年の同社イベント「HP Discover 2015」で、「コンポーザブルインフラストラクチャ」というビジョンを推進していくと発表しており、2015年9月には運用管理ツールの機能拡張を発表していた。
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