3位は、恋愛プログラミングゲーム「プログラミングで彼女をつくる」を紹介した「プログラマーは、つり目でショートヘアがお好き?」でした。
このゲームは、プログラミング転職サイト「paiza」が主催するpaiza オンラインハッカソンの一環で作成された、IT/Webエンジニアやプログラマー向けの恋愛プログラミングゲームです。「Swift」「C」「C++」「C#」「Java」「PHP」「Ruby」「Python」「Perl」「JavaScript」などの言語を理解できるという「安藤杏」ちゃんがあなたの理想の彼女になるよう、自身のプログラミングスキルを駆使して育てていきます。
プログラミング問題を解くことで、顔のパーツ、洋服、髪形といったアイテムを取得でき、着せ替えが可能に。同時に親密度も高まり、表情やせりふにも変化が表れ、二人の仲が深まっていくというわけです。
いやいや、これがきちんと難しくて本格的。実際にコードを書くスキルがなければパーツを獲得できず、親密度も高められません。プログラミングスキルで彼女ができちゃうなんていい時代になったぜと思いきや、玉砕した人も多し……。2016年4月26日までプレゼント付きキャンペーンを行っているそうなので、われこそはという人、腕試しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
4位は、乾電池で動作するおもちゃをアレコレできちゃうという単三乾電池型のIoT機器「MaBeee」を紹介した「ミニ四駆をIoT化? 単三乾電池型のIoT機器「MaBeee」プロジェクトが始動」でした。
MaBeeeは、単三形乾電池サイズのボディーに電力出力制御と無線通信機能を内蔵した乾電池型のIoT機器です。乾電池で動作するおもちゃや日用品へ単三形乾電池の代わりに装着することで、振ると走る、しゃべると動く、傾きや距離(電波強度)で速度調整などの制御をスマートフォンでできるようになります。
皆さんがMaBeeeに注目した背景には、第一世代のミニ四駆に熱中したあの頃の思い出だったり、今注目されている子どもへのプログラミング教育などがあったりしたのでしょうか。あるいは、「そうか、こういう考え方でも良いならば」と、おぼろげだった「IoTでできること」を想像するきっかけになったこともあるのかもしれません。
Mabeeeはさまざまなセンサーを内蔵させたり、クラウドと連携させたりといった機能拡充も計画しているそうです。2016年3月現在、先行販売は終了していますが、2016年5月予定とする通常販売に向け準備中。制御のアイデアとアプリ次第で、ホビー用途にとどまらず、法人向けも含めた多様な展開が考えられるので、今後の動向に期待したい製品ですね。
5位は、ブラウザ上で昔のOSをエミュレートできるという「ブラウザで動く「Windows 1.01」と「Windows 98」で遊んでみた」でした。
これは、ブラウザ上で動作するx86互換CPU搭載ハードウェアのエミュレータである「Virtual x86」で体験できます。Virtual x86のサイトにアクセスすると、Windows 1.01、Windows 98、Linuxカーネル2.6/カーネル3.18、Arch Linux、OpenBSD、FreeDOSなどのデモイメージが並んでいます。
「こいつ、動くぞ!」「懐かしいぞ」などとつぶやき、ほどよく遅いエミュレート環境の操作性に苦戦しながら、何かを忘れて数時間没頭してしまったのはここだけの話。「こいつ、動くぞ!」シリーズは、JavaScriptで開発されたOSを試した「ブラウザのみで動くJavaScriptなOS“OS.js”をインストールしてみた」も忘れてはなりません。一通り遊ぶと、「で?」となるかもしれませんが、今後の展開次第で「もっと何かできそう」な可能性も感じられることでしょう。
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