マイクロソフトが、SQL Server/Azure SQL Database向け統合管理ツールの最新版「SQL Server Management Studio 16.3」をリリースした。
米マイクロソフトは2016年8月15日(米国時間)、「SQL Server Management Studio(SSMS)」の最新版「SQL Server Management Studio 16.3」を公開した。
SSMSは、データベースソフトウェア「Microsoft SQL Server(以下、SQL Server)」へのアクセスや構成、コンポーネント開発を統合できる管理ツール。アプリ開発者/データベース管理者向けのGUI(Graphical User Interface)ツールやスクリプトエディタなどを用意する。
今回リリースされた「SSMS 16.3」は、SQL Server 2008〜2016と、クラウド型データベース「Azure SQL Database」を統合管理できる機能を追加した。この他、多要素認証などに対応したActive Directory認証オプション「Active Directory Universal Authentication」、SQL Serverのログイン管理のためのWindows PowerShellコマンドレット、高解像度ディスプレイのサポート(β版)、オブジェクトエクスプローラーでのデータベースノードのフィルタリングサポート、SQL Serverクエリストアからのワークロードの自動読み込みをサポートした「データベースエンジンチューニングアドバイザー」などの機能も強化されている。
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