Microsoft、「SQL Server 2017」を正式リリース:LinuxとDockerコンテナにも新たに対応し、多数の新機能を提供
Microsoftはデータプラットフォームの最新版「SQL Server 2017」を正式リリースした。クラウドでもオンプレミスでも利用でき、Windows ServerだけでなくLinuxとDockerコンテナにも新たに対応している。
»2017年10月05日 12時00分 公開
[@IT]
Microsoftは2017年10月2日(米国時間)、最新版データプラットフォーム「SQL Server 2017」を正式リリースしたと同社のブログで発表した。
SQL Server 2017は、クラウドでもオンプレミスでも利用でき、Windows Serverだけでなく、LinuxとDockerコンテナに対応した。Microsoftは、SQL ServerをLinuxに対応させる計画を発表してから18カ月にわたって、SQL Server 2017のパフォーマンスやスケーラビリティ、操作感、機能、互換性が、WindowsとLinuxで同等となるように注力してきたと強調している。
「SQL Server 2017」の詳細
SQL Server 2017は、多数の新機能を搭載しており、Microsoftは目玉機能として以下を挙げた。
開発とDevOpsシナリオを容易にするコンテナをサポート。SQL Server 2017は「Docker Enterprise Edition」「Kubernetes」「OpenShift」のコンテナプラットフォームに対応している
またMicrosoftは、ソフトウェアアシュアランスを更新することによるメリットもあるという。「SQL Server Enterprise Edition」の顧客は、アップグレードおよびソフトウェアアシュアランスを更新するメリットとして「Machine Learning Server for Hadoop」(旧称:R Server)や、「Power BI Report Server」を利用できる。