GitHub Desktop 1.6が公開、次の作業をガイドする機能を実装新しい開発者を呼び込む

GitHub Desktop 1.6では、「次に何をすべきか」をガイドする機能を複数備えた。100MBを超えるファイルに対する制限も解決した。コミットを取り消すか、Git LFSをセットアップするように警告を表示する。

» 2019年01月24日 12時00分 公開
[@IT]

 ギットハブ・ジャパンは2019年1月22日、「GitHub Desktop 1.6」の提供を開始したと発表した。Webサイトからダウンロードできる。新バージョンの目玉は、「次に何をすべきか」をガイドする機能を追加したことだ。

 ギットハブ・ジャパンによると、従来のGitHub Desktopでは、セットアップを完了後、次に何をすべきかが分からないユーザーがいたという。新バージョンでは、「リポジトリを追加する」といったガイダンスを提示することで、セットアップ完了後にすぐに実際のソフトウェア開発を開始できる。

次に何をすべきかが分かる(出典:GitHub

作業後開始後にもオプションを提示

 さらに、実際の作業を始めた後にも課題があったという。

 コードに変更がない場合、自分のリポジトリのステータスや、次にすべき内容、自分のファイルを見る方法などが分からずに困惑するというユーザーからの声があった。

 GitHub Desktop 1.6では、コードに変更がない場合でも最後のアクションに基づいて、次のステップに役立つオプションを提示するように変更した。

コードに変更がない場合にもオプションを提示(出典:GitHub

 例えば、コードのコミット直後には「ブランチをGitHubにプッシュする」、プロジェクトの選択直後であれば「最新の変更をエディタに表示する」といった提案を表示する。

 100MBを超えるファイルに対する制限も解決した。新バージョンでは、大きなファイルを自分のリポジトリにコミットする場合、コミットを取り消すか、Git LFS(Git Large File Storage)をセットアップするように警告を表示する。

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