GitHubは2つの新プランを提供開始する。一つは、無料でプライベートリポジトリも利用できる「GitHub Free」、もう一つは有料の「GitHub Enterprise」だ。
ギットハブ・ジャパンは2019年1月8日、GitHubが2つの新プランを提供開始したと発表した。新しいプランは、無料で利用できる「GitHub Free」と、有料の「GitHub Enterprise」だ。
GitHub Freeは、無料ながらプライベートリポジトリが利用できるプラン。プライベートプロジェクトを利用する場合、リポジトリごとに最大3人のコラボレーターとの共同作業が可能になる。
ギットハブ・ジャパンによると、プライベートリポジトリを利用するユーザーの多くは、GitHubを就職や転職活動に利用する他、サイドプロジェクトや公開前のプロジェクトを非公開で試したいと考えているという。GitHub Freeの提供開始によって、こうした目的をGitHubで実現しやすくなるとしている。
なお、パブリックリポジトリは従来通り無料で利用でき、パブリックリポジトリで共同作業するコラボレーターは無制限である。また、オープンソースプロジェクトに取り組む場合は、従来通り、オープンソースプロジェクトの構築、作成やコラボレーションに必要な全てを無料で利用できる。
もう一つのGitHub Enterpriseは、Enterprise Cloud(従来のGitHub Business Cloud)とEnterprise Server(従来のGitHub Enterprise)を含んだ製品。価格は1ユーザー当たり21ドル/月で、クラウドとオンプレミスの両方でGitHubを利用できる。さらに既存の「GitHub Connect」を使うことで、これら2つを連携させ、ハイブリッドクラウド環境でも作業できる。
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