改元日までにシステム改修を完了できる企業は8割超、経済産業省が調査:新元号対応はうまくいくのか?
経済産業省は、改元に伴う情報システム改修への対応状況に関するアンケート結果を公表した。6割以上の企業で和暦を使用している部分の調査と確認が完了しており、システムの改修が必要な企業の84%が改元日までに完了可能だと答えた。
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経済産業省は2019年3月14日、同年5月1日に予定されている改元に伴う情報システム改修への対応状況に関するアンケート結果を公表した。
アンケートの調査項目は次の通り。
- 情報システムにおける和暦使用部分の調査確認状況
- 情報システムの改修の必要性について
- 改修の作業計画等の立案確定状況
- 改元日までに全ての対応が完了できるか
- テストの作業計画の立案確定状況
- テスト作業計画における他組織との連携の確認状況
- 改元日までに対応が完了しない場合の対応についての検討状況
まず、企業や法人が利用している情報システムで和暦を使用している部分の調査確認状況を聞いたところ、63%が「調査・確認を完了した」と回答した。「確認作業中」は17%、「今後調査する」との回答は20%だった。
約4割の企業が改修の必要性あり
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