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対象:Windows 10
Windows OSの起動時や再起動時などでサインアウトすると、これまで作業していたフォルダが閉じられてしまうため、毎回、同じフォルダを手動で開いていないだろうか。更新プログラムの適用などで再起動が行われると、せっかく開いていた状態のフォルダが全て閉じられてしまい、再度、フォルダを開いて作業を再開するのに手間取った、という経験を持つ人も多いはずだ(それがいやで再起動を先延ばししている人も多いと思う)。
再起動前のフォルダの状態が保存され、再起動後に自動的に開いてくれたら、作業が継続できてとても便利だ。実は、起動/再起動後に前回のフォルダの状態を保存して、同じフォルダを開いた状態で起動するのは、簡単な設定変更で可能だ(この機能は、デフォルトではオフになっている)。その設定方法を紹介する。
起動/再起動後に前回のフォルダを開くには、[フォルダーオプション]ダイアログで設定を行えばよい。
Windows 10でエクスプローラーを起動し、[表示]タブの[オプション]をクリックする。[フォルダーオプション]ダイアログが開くので、[表示]タブを開き、「詳細設定」の「ログオン時に以前のフォルダーウィンドウを表示する」のチェックを入れる。
これで、起動後/再起動後でも、前回開いたフォルダの状態が保存され、自動的に同じものが開いた状態で起動するようになる。ただし、シャットダウン/再起動前にフォルダを手動で閉じてしまうと、そのフォルダは起動後/再起動後に開いた状態とならないので注意が必要だ。
毎回、同じフォルダを開くのであれば、[スタートアップ]フォルダに登録するという手もある。この場合、前回開いていても、[スタートアップ]フォルダに登録していないフォルダは、起動/再起動後には開かないので注意が必要だ。
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