リンクジャパンは「介護施設に関する調査」の結果を発表した。人材不足を感じている割合は8割以上、介護ロボット見守りサービスを知っていると回答した割合は7割以上だった。
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リンクジャパンは2019年11月25日、「介護施設に関する調査」の結果を発表した。同調査は、全国の介護施設に3年以上勤務している20〜69歳の男女300人を対象に、現職場での人材不足の程度と、IoT(モノのインターネット)を活用した介護ロボット見守りサービスに対する意識を調べた。
人材不足については、とても足りないと回答した割合が57%、やや足りないは26%で、合計83%の人が人材不足を感じていた。それに対して、人材が足りないとは思っていないと回答した割合は7%にすぎなかった。
一方、介護ロボット見守りサービスについて、内容を含めて知っていると回答した割合は23%、名前だけは知っているは55%で、合計78%の人が同サービスを認知していた。
介護ロボット見守りサービスに対するイメージで最も多かったのは「これからの介護業には必要」との回答で、27.7%を占めた。ところが、「何ができるのか分からない」や「分からない」と回答した割合はそれぞれ28.3%と14%、「難しそうで扱えそうにない」との回答も8.7%と、否定的な回答も目立った。
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