TensorFlowのラッパー「SmallTrain ver.0.2.0」のソースコード、Geek GuildがMITライセンスで公開「商用利用に耐えるAIを人々に届けたい」

Geek Guildは、AIモデルの開発に使えるディープラーニングフレームワーク「SmallTrain ver.0.2.0」のソースコードを、MITライセンスで公開した。転移学習を実施するだけで工数をかけずにAIを構築できる。

» 2020年11月10日 08時00分 公開
[@IT]

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 Geek Guildは2020年11月9日、AI(人工知能)モデルの開発に使えるディープラーニングフレームワーク「SmallTrain ver.0.2.0」のソースコードを、MITライセンスで公開した。商用のAIサービスにも利用できる。

画像 SmallTrainのWebサイトにあるチュートリアル(出典:Geek Guild

ソースコードを公開し、「AI開発を身近に」

 SmallTrainは、機械学習向けライブラリ「TensorFlow」のラッパー機能と、「AIライブラリ」の機能を備えたフレームワーク。学習済みのAIモデルをベースにすることで少ない工数でAI構築が可能だという。

 Geek Guildは「転移学習を実施するだけで工数をかけずにAIを構築できる。今後、KerasやPyTorchのラッパー機能も実装予定だ。Pythonモジュール形式を採用しており、使い方はKerasやPyTorchと同じだ」としている。

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