無償で利用できる「災害対策アプリケーション群」 日本マイクロソフトがGitHubで公開東日本大震災から10年

日本マイクロソフトは、災害やパンデミック(世界的大流行)など緊急時の事業継続を支援する「リスクへの備えパッケージ」をGitHubで公開した。Microsoft TeamsやMicrosoft Excelなどと連携する日本独自のアプリケーション群で、無償で利用できる。

» 2021年06月24日 08時00分 公開
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 日本マイクロソフトは2021年6月23日、「リスクへの備えパッケージ」をGitHubで公開したと発表した。災害やパンデミック(世界的大流行)など緊急時の事業継続を支援するクラウドソリューションで、「リモートワーク対応業務連絡アプリケーション」「安否確認アプリケーション」「災害対応アプリケーション」で構成されている。

画像 リモートワーク対応業務連絡アプリケーションのイメージ図(出典:日本マイクロソフト

 ローコードアプリケーションプラットフォーム「Microsoft Power Apps」で開発しているため、カスタマイズも可能だ。なお、アプリケーションは無償だが、「Microsoft Teams」や「Microsoft Excel」などと連携するため、「Microsoft 365」や「Microsoft Power Apps」のライセンスが必要となる。

リモートワーク対応業務連絡アプリケーション

 災害などで通勤が困難な場合でも従業員間の業務連絡を円滑にすることで、業務を継続しやすくする。出社管理や日報の共有、会社から従業員への連絡などが可能だ。

 なお、このアプリケーションは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延に際し、従業員に正確な情報伝達ができるようにMicrosoftが作成したテンプレートが基になっているという。

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