2022年の世界IT支出はどの程度伸びるのか、Gartnerが予測ソフトウェアとITサービスが伸びる

Gartnerによると、2022年の世界IT支出は2021年比で5.1%増加し、約4.5兆ドルに達する見通しだ。コンサルティングなどのITサービスやエンタープライズソフトウェアが特に成長するという。

» 2022年01月20日 16時30分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 Gartnerは2022年1月18日(米国時間)、2022年の世界IT支出が2021年比で5.1%増加し、約4.5兆ドルになるとの見通しを明らかにした。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のオミクロン株による感染拡大が悪影響を与える可能性がある。しかし、経済の回復に加えてデジタル市場の発展への高い期待が、IT支出を引き続き押し上げるだろうと、Gartnerは見ている。

 「2022年はCIO(最高情報責任者)にとって、未来が戻ってくる年だ」と、Gartnerのディスティングイッシュト リサーチ バイスプレジデントを務めるジョンデビッド・ラブロック氏は述べる。「CIOは、過去2年間の重要な短期プロジェクトを超えて、長期的な視点に立てるようになっている。また、スタッフのスキルギャップや賃金上昇、人材獲得競争の影響を受けて、CIOがデジタル戦略を進める上で、コンサルティング会社やマネージドサービス会社への依存が高まるだろう」

何が成長を引っ張るのか

 Gartnerは、コンサルティングやマネージドサービスを含むITサービスへの支出が、2022年に2021年比7.9%増の約1.3兆ドルに達すると予想している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。