ある日突然「Microsoft Edge」が開かなくなった、さあどうしましょう山市良のうぃんどうず日記(224)

2021年末のある日のこと、1台のWindows 10コンピュータでMicrosoft Edgeを起動しても、一瞬、「応答なし」の真っ白なウィンドウが表示された後、消えてしまうという状態になってしまいました。さて、どうしましょう(実は、テスト/評価用の仮想マシンで作り直せばいいんですけど)。

» 2022年02月02日 05時00分 公開
[山市良テクニカルライター]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

「山市良のうぃんどうず日記」のインデックス

山市良のうぃんどうず日記

原因不明のMicrosoft Edgeが起動しない問題

 突然、筆者の「Windows 10」コンピュータの1台で、「Microsoft Edge」を開くことができなくなりました。デスクトップ上のアイコンをクリックすると、一瞬起動したように見えますが、「Microsoft Edge(応答なし)」の真っ白なウィンドウが表示され、その後、消えてしまうのです(画面1)。

画面1 画面1 突然、Microsoft Edgeがこのように起動してすぐ消えてしまう状態に

 「イベントビューアー」や「信頼性モニター」(「コントールパネル」の深いところにありますが、「perfmon /rel」コマンドで素早く開けます)でエラーを確認してみても、痕跡は何も残っていません(画面2)。

画面2 画面2 イベントビューアーや信頼性モニターにエラーなどの痕跡はない

 このコンピュータは、「Azure Active Directory(Azure AD)」ドメインに参加しており、先日、Microsoft Edgeの拡張安定版(Extended Stable)の取得や、「IEモード」のサイトリストのテストなど、いろいろ試していたのが影響したのかもしれません。

 ローカルユーザーに切り替えてみると、問題なく起動できます。しかし、問題が発生している組織ユーザーでログオンした場合は、起動できないだけでなく、「設定」の「アプリと機能」からのリセット、変更、アンインストール、コントロールパネルの「プログラムと機能」からの修復も何もできない状態です(画面3)。また、問題がなかったローカルユーザーでも、Microsoft Edgeの新しいバージョンに更新したところ、同様の問題が発生するようになりました。

画面3 画面3 「プログラムと機能」からの修復は失敗。ここからアンインストールはもともとできない

Microsoft Edgeをコマンドラインから強制アンインストール

 Microsoft EdgeはWindows 10と「Windows 11」の標準機能であり、「設定」の「アプリと機能」やコントロールパネルからアンインストールする手段は提供されていません。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

Microsoft & Windows最前線2025
AI for エンジニアリング
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。