レバレジーズは、ITエンジニアやクリエイターを対象とした副業に関する調査結果を発表した。副業を希望する人の割合は66.7%。そのうち、既に副業をしている割合は35.5%、副業先を探している割合は24.6%だった。
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レバレジーズは2022年5月24日、ITエンジニアやクリエイターを対象とした副業に関する調査結果を発表した。この調査は、レバレジーズの子会社で、フリーランスITエンジニアのための案件紹介サービス「レバテックフリーランス」を運営するレバテックが、20〜39歳までのITエンジニアとクリエイターを対象に実施し、207人から有効回答を得た。
「休日や業務時間後などの空いている時間に副業をしたいと考えている」と回答したITエンジニアやクリエイターの割合は66.7%だった。雇用形態別に見ると、正社員が58.5%、フリーランスが75.2%だった。レバレジーズは「テレワークが一般化したことによって、副業のニーズが高まった」とみている。
副業をしたいと回答した人のうち「既に副業をしている人」は35.5%、「副業先を探している」は24.6%。既に副業をしている人を雇用形態別に見ると、正社員は16.1%、フリーランスは51.3%だった。レバレジーズは「正社員のうち副業先を探している人が25.8%を占めていることから、現在副業を認めていない企業は、今後の社員の定着や採用成功に向けて、副業を認めることが必要だ」としている。
副業をしたい理由では、収入増が多かった。「収入を増やしたい」と回答した人の割合は82.6%(複数回答、以下同)で、「収入を得る手段を複数持っておきたい」は49.3%、「自身の強みを伸ばしたい」は26.8%だった。
レバレジーズは、この調査結果を受けて「IT人材は多様な働き方を求めており、企業は副業を受け入れる制度の構築や外部リソースの活用で、人材不足を解消できる可能性がある」としている。
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