Microsoftは2022年9月1日(米国時間)から、Arm(AArch64)アーキテクチャのプロセッサに対応したAzure仮想マシンの新シリーズ「Dplsv5およびDpldsv5シリーズ」「Dpsv5およびDpdsv5シリーズ」「Epsv5およびEpdsv5シリーズ」の一般提供を開始しました。
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ArmベースのAzure仮想マシンの新しいシリーズ「Dplsv5およびDpldsv5シリーズ」「Dpsv5およびDpdsv5シリーズ」「Epsv5およびEpdsv5シリーズ」は、3.0GHzのAmpere Altra Armプロセッサのコンピューティング環境を提供するものです。
2022年9月1日の一般提供時にはプレビュー提供から続く10のリージョン(米国中西部、東南アジアなど)で利用可能ですが、今後、数週間のうちに全てのリージョンで利用可能になる予定です。
各シリーズの特徴は以下の通りですが、各仮想プロセッサ(vCPU)はArmプロセッサの物理コア全体を利用でき、コスト効率が良いことで共通しています(画面1)。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/dplsv5-dpldsv5-series
汎用(はんよう)ワークロードに優れたコストパフォーマンスを提供します。3.0GHzのAmpere Altra Armプロセッサを備え、1vCPU当たり最大2GBのメモリに対応しています。サイズのラインアップは、最小2vCPU、4GBメモリ〜最大64vCPU、128GBメモリ。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/dpsv5-dpdsv5-series
汎用ワークロードに優れたコストパフォーマンスを提供します。3.0GHzのAmpere Altra Armプロセッサを備え、1vCPU当たり最大4GBのメモリに対応しています。サイズのラインアップは、最小2vCPU、8GBメモリ〜最大64vCPU、208GBメモリ。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/epsv5-epdsv5-series
メモリを大量に消費するワークロードに優れたコストパフォーマンスを提供します。3.0GHzのAmpere Altra Armプロセッサを備え、1vCPU当たり最大8GBのメモリに対応しています。サイズのラインアップは、最小2vCPU、16GBメモリ〜最大32vCPU、208GBメモリ。
Armベースの仮想マシンでは、ゲストOSとしてLinuxとWindowsがサポートされます。
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