TokyoDevは、日本に住む外国籍エンジニアを対象に実施した調査の結果を発表した。それによると外国籍エンジニアに最も使われているプログラミング言語は「JavaScript」だった。
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TokyoDevは2022年12月8日、「International Developers in Japan」の結果を発表した。この調査は、日本に住む外国籍エンジニアを対象に、給与や就労形態、使用しているプログラミング言語とフレームワークなどについて調べたもの。588人から有効回答を得た。
なお対象者の国籍は、欧州が38%、北米が27%、アジアが24%、オセアニアが7%、南米が3%、アフリカが2%だった。
給与面を見ると、年収の中央値は950万円だった。これは2021年の調査と比べて100万円増加しているという。価格帯別に分布を見ると「600万〜799万円(¥6.0m-7.9m)」が最も多く23%を占めた。次いで「400万〜599万円(¥4.0m-5.9m)」と「800万〜999万円(¥8.0m-9.9m)」がどちらも15%。「2000万円以上(¥20.0m and over)」は13%だった。
勤務先別に年収の中央値を見ると、外資系企業の日本法人が1450万円、日本法人がない企業が1150万円、日本企業が750万円、個人事業主が700万円となっていた。
使用しているプログラミング言語について聞くと「JavaScript」が最も多く、47%(複数回答、以下同)だった。次いで「Python」(39%)、「HTML/CSS」(34%)、「TypeScript」(33%)などが挙がった。フレームワークについては1位が「React.js」(57%)で、2位以下は「Ruby on Rails」(22%)、「Vue.js」(18%)、「Express」(11%)という順位だった。
1週間当たりの勤務時間を聞くと「40〜44時間」が最も多く、59%。次いで「45〜49時間」(12%)、「35〜39時間」(11%)の順だった。勤務形態については「フルリモート」が15%で、「回答者の自由(エンジニアの自由裁量)」が55%となっており、「出勤が必須」という回答は4%にすぎなかった。
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