本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Get-SmbShare」コマンドレットを解説します。
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本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、コンピュータに設定された共有フォルダの情報を取得する「Get-SmbShare」コマンドレットです。
Windows環境において複数のユーザーでファイルを共有する場合は、「共有フォルダ」の設定が不可欠です。また、共有フォルダが設定されていた場合でも、適切なアクセス権限が付与されていなければ、ユーザーがアクセスできなかったり、不要なユーザーがアクセス可能だったりと、思わぬトラブルの原因なってしまう恐れもあります。
「Get-SmbShare」は、Windows OS上に設定された共有フォルダの情報を取得するコマンドレットです。設定自体はGUIツールからでも確認できますが、複数の共有フォルダの情報を取得したい場合には、PowerShellコマンドレットが非常に便利です。
オプション | 意味 |
---|---|
-Name | 取得したい共有フォルダの共有名を指定する。省略可能 |
Get-SmbShareコマンドレットをオプションなしで実行すると、設定されている共有フォルダの全てを取得します(画面1)。
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