Microsoftは、Visual Studio CodeのPython拡張機能についてのアップデート情報を発表した。コードナビゲーションやデバッグ支援機能などが改善されており、同社は「開発者の生産性向上が期待できる」としている。
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Microsoftは2023年3月23日、「Visual Studio Code」のPython拡張機能に関するアップデート情報を発表した。デバッグ機能やコードナビゲーション機能が改善され、「開発者の生産性向上が期待できる」という。
環境の作成(Create Environmentコマンド)を使用中に“戻る”、“キャンセル”ができる機能が追加された。「Escapeキー」または「Cancelボタン」を押すことで、環境作成をやり直すために一つ前のステップに戻ったり、アクションを完全にキャンセルしたりできる。Microsoftによると、この機能拡張は全ての環境作成UI(ユーザーインタフェース)に適用され、Jupyter拡張にも適用されるという。
Microsoftによると、コミュニティー内の「Python拡張機能と一緒にインストールする機能を減らしてほしい」という声に応えたという。デフォルトではPython拡張機能と「isort」をインストールしないように変更される。なお、isort機能自体はオプトインとしてマーケットプレースからダウンロード可能だ。
Jupyter Notebookでカーネルを選択するときに、以前は利用可能な全てのカーネルが表示されていたが、これを最近使用したカーネルのみを表示するようにした。以前のように全てのカーネルを参照したい場合は「別のカーネルを選択...」を選択すればいい。
Microsoftは、Python拡張機能の改善に積極的に取り組んでおり、「今後もPython開発者のニーズに応えるために、さらなる改善や新機能の追加を行う」としている。
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