IDCは2022年第4四半期のUC&C市場についての調査結果を発表した。調査によると、UC&Cの世界全体の収益は、前年比7.9%増、前期比2.1%増の152億ドルに達した。
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IDCは2023年3月23日、2022年第4四半期(以下、第4四半期)の、ユニファイドコミュニケーション&コラボレーション(以下、UC&C)(企業内外のコミュニケーションと協業を促進する製品群)市場についての調査結果を発表した。調査によると、UC&Cの世界全体の収益は、前年比7.9%増、前期比2.1%増の152億ドルに達した。また、2022年通年の全世界のUC&C収益は、前年比9.8%増加し593億ドルとなった。
企業は、従業員と顧客のやりとりを改善するために、UCコラボレーションとUCaaS(Unified Communications as a Service)ソリューションに投資してきた。2023年3月時点で使用されている電話通信ソリューションに関しては、組織の約3分の2が主要なアプローチの一部として少なくとも一部のクラウドベースのUCaaSを使用しており、IDCは、UCaaSの採用が今後も続くと予想する。ネットワーク関連の支出は、インフレ、地域紛争などのマイナス要素があるにもかかわらず、2022年も回復基調を維持した。IDCは、速度、ネットワークの回復力および生産性は、引き続き市場の主要な推進要因と見なしている。
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