ガートナージャパンは、2024年に企業にとって重要なインパクトを持つ「戦略的テクノロジーのトップトレンド」を発表した。企業のCIOは、これらのトレンドが自社のビジネスにどう影響するか評価すべきだとしている。
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ガートナージャパンは2023年11月14日、2024年に企業にとって重要なインパクトを持つ「戦略的テクノロジーのトップトレンド」を発表した。同社は2024年の戦略的テクノロジーのトップトレンドを「投資の保護」「ビルダーの台頭」「価値のデリバー」の3つのテーマに分類している。
“投資の保護”には、信頼性、安全性、ESG(環境、社会、ガバナンス)などに配慮したトレンドが含まれる。“ビルダーの台頭”に含まれるのは、アプリケーションやサービスを開発、運用する人に向けたトレンドで、ガートナージャパンは「(開発者や運用者が)効率的で創造的な力を発揮できるような環境の構築を目指すトレンドだ」という。“価値のデリバー”は、これからの時代にふさわしい新たなエクスペリエンスに移行するためのトレンドだ。
ガートナージャパンが注目するトレンドやテクノロジーは以下の10個。
ガートナージャパンの池田武史氏(バイスプレジデントアナリスト)は、「あらゆる企業のCIO(最高情報責任者)とエグゼクティブリーダーは、この戦略的テクノロジーのトップトレンドが自社のビジネスにどう影響し、どのようなメリットがあるのかについて評価しなければならない。しかし、技術革新が加速している状況を踏まえると、それは容易ではない。変化を適切に捉えるためには、そもそも自社が何を目指すのかという大きなビジョンを持つことが重要だ」と述べている。
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