Microsoftは、これまで「Azure Image Builder」でプレビュー提供していた「トリガー」機能の一般提供を開始しました。これは、特定の条件が満たされたときに、自動で仮想マシン(VM)イメージのビルドを開始して「Azureコンピューティングギャラリー」に送信できる機能です。
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「Azure Image Builder(AIB)」は、WindowsおよびLinux仮想マシン(VM)のカスタムイメージ作成と更新を「Microsoft Azure」上で自動化できるマネージドサービスです。AIBを利用すると、特定のセキュリティ要件やコンプライアンス要件、構成済みのソフトウェアや設定を含むVMイメージを標準化し、Microsoft Azureや「Azure Stack」「Azure Virtual Desktop」「Windows 365 Cloud PC」へのVMのイメージ管理を標準化/自動化/省力化できるようになります。この機能については、本連載第147回で紹介しました。
Microsoftは2024年1月23日(米国時間)、AIBでプレビュー提供していた「トリガー(Triggers)」機能の一般提供を発表しました。トリガーは、ビルドパイプラインで特定の条件が満たされたときに発動し、自動的にVMイメージのビルドを開始して、Azureコンピューティングサービスに送信してくれるので、VMを展開しようとする使用者は常にイメージの最新バージョンを利用できるようになります。
今後、新たなトリガーが追加される予定ですが、現在は「Azure Marketplace」にイメージの最新バージョンがリリースされたときの「ソースイメージ(SourceImage)」トリガーのみがサポートされています。
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