データは「唯一の真実の源泉」ではなくなっている ガートナーがデータ/アナリティクスに関するトレンドを発表D&Aリーダーの役割を再定義

ガートナージャパンは、2024年のデータ/アナリティクス(D&A)のトップトレンドを発表した。同社は企業のITリーダーに対して「このトレンドを自社のD&A戦略に反映させるように取り組むべきだ」と提言している。

» 2024年05月24日 08時00分 公開
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 ガートナージャパンは2024年5月22日、2024年のデータ/アナリティクス(D&A)のトップトレンドを発表した。同社が示したトレンド(D&Aに求められるものの変化)は4つ。これらのトレンドによってさまざまな課題が顕在化しており、ガートナージャパンは「自社のD&A戦略に反映させるべきだ」と提言している。

画像 2024年のデータ/アナリティクスのトップトレンド(提供:ガートナージャパン

「必要に応じる」から「ビジネスを賭けた難題解決」へ

 ガートナージャパンはD&Aリーダーに対して「AI(人工知能)を活用してビジネス上の難題を解決できるスキルを有すると証明し、企業内でAI戦略の主導を任されるだけの信頼を獲得する必要がある」としている。

 同社によると、AIによってビジネスの在り方が変化するとともに企業のコストが膨れ上がっており、D&AリーダーはFinOps(財務オペレーション)の実践によって標準を設定、適用し、経費を削減すべきだとしている。

「混沌(こんとん)」から「管理可能な複雑性」へ

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