「意図的に壊れている権威DNSサーバ」を再現する「IBDNS」をオープンソースで公開 AFNIC意図的に壊れている環境を再現する理由とは

AFNICは意図的に壊れている権威DNSサーバを再現する「IBDNS」をOSSとして公開した。DNSクライアントやDNSリゾルバがDNS権威サーバからの不正確なメッセージや異常動作にどう対処するかをテストできるという。

» 2024年06月19日 08時00分 公開
[@IT]

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 .frドメインを管理するAFNIC(French Association for Cooperative Internet Naming)は2024年5月29日(フランス時間)、意図的に壊れている権威DNS(Domain Name System)サーバを再現する「IBDNS(Intentionally Broken DNS)」をOSS(オープンソースソフトウェア)として公開した。

 IBDNSはAfnic LabsのGitLabリポジトリで公開されており、ライセンスはGPL v3.0(GNU General Public License Version 3)となっている。

なぜ意図的に壊れている環境を再現するのか

 IBDNSは、RFCで定められたDNSプロトコルから意図的に逸脱する、異常なDNS権威サーバの動作を再現するOSSだ。DNSクライアントやDNSリゾルバがDNS権威サーバからの不正確なメッセージや異常動作にどう対処するかをテストできるという。

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