セキュリティベンダーCrowdStrikeが提供する「CrowdStrike Falcon」のWindowsシステム用構成ファイルの不具合により、約850万台のWindowsデバイスでブルースクリーン問題が発生した。同社は謝罪と声明を発表し、大規模障害に至った原因と問題の修正、対処法を特設ページに掲載した。
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2024年7月19日(米国時間、以下同)、セキュリティベンダーCrowdStrikeが提供する「CrowdStrike Falcon」プラットフォームのWindowsシステム用センサーの構成ファイルに関する不具合により、世界中の多数のWindowsデバイスでブルースクリーン(BSoD:Blue Screen of Death)問題が発生した。
Microsoftによると、この問題の影響を受けたWindowsデバイスは約850万台に上ると推計されている。CrowdStrikeは謝罪と声明を発表し、原因とその修正に関する説明、対処法、各種情報へのリンクをまとめた「REMEDIATION AND GUIDANCE HUB」(修復とガイダンスのハブ)ページを開設した。
CrowdStrikeは、Falconプラットフォームのセキュリティ保護メカニズムの一環として、Windowsシステム用センサー(エージェント)の構成ファイル(「チャネルファイル」と呼ばれる)を1日に数回更新している。これらの更新は、新たに発見されたサイバー攻撃の戦術、技術、手順などに対応するためのものだ。
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