Azureでトラブルなど何らかのイベントが生じた場合、適切な方法で、適切な宛先に通知をしてほしい、と誰しも思うだろう。その通知をコントロールするのに必須といえる「Azure Monitorアクショングループ」の基本的な作成方法について説明する。
対象:Azureポータル、Azure Monitorアクショングループ
何らかのシステムやサービスを運用しているAzure上で、トラブルなどのイベントが生じたとき、速やかに適切な通知を受信したいところだ。
特に、イベントの種類によっては通知方法や宛先を変えたい場合がよくあるのではないだろうか? 例えば、致命的な問題ならば、メールだけではなくてスマートフォンのSMSなどにも通知してほしいだろう。また料金の問題であれば、上司や経理担当者に直接通知した方がいい場合もある。
それには、Azureの通知を制御する「Azure Monitorアクショングループ」(以下、「アクショングループ」)の作成やカスタマイズが欠かせない。そこで本Tech TIPSでは、このアクショングループの基本編として、Azureポータルでアクショングループを作成する手順を説明する。
通知方法としてはメールとSMS、音声、スマートフォン向けモバイルアプリ「Microsoft Azure」のプッシュ通知を対象とする。
アクショングループは、Azureポータルの「モニター|アラート」画面で作成したり設定変更したりできる。
上記画面では、リソース名すなわちアクショングループ名に「mag」から始まる短縮名(省略形)を指定している。しかし、Microsoftはアクショングループの省略形として「ag」を推奨しているので注意していただきたい(筆者には短過ぎてアクショングループを連想しにくかったので、「Monitor」の頭文字の「m」を追加している)。
いったん作成したアクショングループの設定を確認したり変更したりするには、以下のようにすればよい。
アクショングループを作成したら、アラートルールの「アクション」に設定することで、そのアクショングループに設定した宛先と方法で通知できるようになる。
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