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ファイル操作

更新日:2006/03/31

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 ファイル操作
diruseコマンドでディスクの使用量を調べる
各ユーザーがどのくらいディスクを使用しているかや、システム内の各フォルダがどのくらい利用されているかを調べたい場合がある。 / フォルダ別のディスク使用量を調査するには、リソースキット・ツールに含まれるdiruseコマンドを使うとよい。 / SFU環境ではUNIXベースのduコマンドが利用できる。
ファイルのフルパス名をクリップボードへコピーする
エクスプローラのアドレス・バーには、フォルダのフルパス名は表示されるが、ファイルのフルパス名は表示されない。 / ファイルを特定するためには、フォルダ名とパス名を併せたフルパス名が必要である。 / Windows 95用のPower Toys Setに含まれるツールを使えば、マウス操作だけでフルパス名をクリップボードにコピーすることができる。
リモート・ログオン・ユーザーからのファイル・アクセスを制限する
リモート・デスクトップは便利な機能だが、万一悪用されるとコンピュータが完全に支配されてしまうという問題がある。 / このため機密性の高い一部のファイルについて、リモート・デスクトップなどで遠隔地からリモート・ログオンした場合には、アクセスを禁止したいケースがある。 / リモート・デスクトップでログオンしたユーザーにはREMOTE INTERACTIVE LOGONというローカル・グループが自動的に割り当てられるので、このグループに対してアクセス設定を行えば、リモート・ユーザーにのみ適用されるアクセス制御を実現できる。
エクスプローラで目的のフォルダだけを開く
ファイルを開いたり、コピー/移動したりするにはエクスプローラを使用する。 / フォルダ・バーでディスクの現在のフォルダや、「マイ コンピュータ」などのシステム・フォルダをツリー表示すれば、フォルダ間でのファイルのドラッグ&ドロップが容易である。 / しかし特定のフォルダ内のみで作業する場合など、すべてのフォルダは表示したくないこともある。 / エクスプローラのオプションを指定すればこれが可能である。
dirコマンドでファイル名の一覧を取得する
ファイル名の一覧を取得するには、dir /bコマンドを利用する。 / ファイル名やフォルダ名だけを取得するには/adや/a-dオプションを利用する。 / dir /sコマンドでファイルを検索することができる。
不正な名前のファイルを削除する
何らかの拍子に不正な名前のファイルができてしまい、削除も名前変更もできなくなることがある。 / ファイル名の最後に「.」が付いていたり、デバイス名と同じ名前を持つファイルは、削除することができない。 / このようなファイルは、特殊なファイル名表記を利用して削除することができる。
現在作業中のファイルをひと目で分かるようにする
ファイルの一覧情報リストを取得する
あるフォルダに含まれるファイルの一覧を取得できると、ファイルの整理などに役立てることができる。 / Excelを使うことにより、ファイルの一覧情報を簡単に取得することができる。
Thumbsd.dbファイルを作成しないようにする
エクスプローラで縮小表示を行うと、各フォルダにThumbs.dbというシステム・ファイルが作成される。このファイルには、画像や写真データの縮小イメージが保存されており、再表示を高速に行うために利用される。 / このファイルは必要に応じて再作成されるので、不要ならば削除してもよい。 / オプションを設定すれば、このファイルを作成しないようにできる。ただし多数の画像/写真ファイルがあると、縮小表示に時間がかかるようになる。
有効なファイル・アクセス権を調査する
ACLを利用すると、ファイルやフォルダのアクセス権を柔軟に制御することができる。 / だが複雑なアクセス権を設定すると、アクセス権に関するトラブルシューティングが面倒になる。 / 「有効なアクセス許可」の確認機能を利用すると、ユーザーやグループに対してどのような権限が与えられているかを確認することができる。
アクセス制御リストACLとは?
ファイルやフォルダに対するアクセス権はアクセス制御リストACLで柔軟に制御できる。 / ACLには、(複数の)アクセス制御エントリACEを含むことができる。 / 各ACEには、どのユーザーやグループに対して、どのような権利を許可するか(もしくは拒否するか)を設定する。 / ACEには許可のACEと、拒否のACEの2種類があり、該当するACEが両方ある場合は、拒否のACEが優先される。 / ACLは上位のフォルダから継承することができる。
暗号化はフォルダごと行う
ファイル単位で暗号化を行うことは可能。しかしこれをアプリケーションで上書きすると、暗号化設定が解除されてしまうことがある。
ファイルやフォルダを暗号化する方法
Windows 2000で新たに提供された暗号化機能はこうして使う。
複数ファイルのファイル名を一括して変換する
大量のファイルを操作していると、機械的に統一的なファイル名を割り振りたくなるときがある/Windows XPのエクスプローラでは、複数ファイルを選択し、これらに「任意の名前+ユニークなシリアル番号」という名前を一括して割り当てることができる。
ファイルの所有者を変更する(GUI操作編)
ファイルには所有者情報があり、誰のファイルであるかを表している。 / 所有者のデフォルトはファイルの最初の作成者であるが、作成者が管理者のときはAdministratorsグループになることがある / 所有者はアクセス権を変更できるし、NTFSのクォータはこの所有者に基づいてユーザーごとの使用量を計算しているので、正しい所有者情報を設定しておく必要がある。 / 所有者を変更するには「所有権の取得」という操作を行う。
ファイルのコピー/移動での上書き時に「すべていいえ」を指定する
エクスプローラでファイルをコピー/移動するとき、移動先に同名のファイルが存在すると、それを上書きするかどうかを確認するダイアログが表示される/このとき、元のファイルをすべてそのまま残す[すべていいえ]を指示したければ、Shiftキーを押しながら[いいえ]ボタンをクリックすればよい。
巨大なサイズのファイルを簡単に作る方法
fsutilコマンドを使うと、ギガバイト・クラスの巨大なファイルを簡単に作成することができる。 / こうやって作成した巨大なファイルを使うと、システムのパフォーマンスやネットワークの性能測定、負荷テストなどが行える。 / FAT32からNTFSに変換する場合は、MFT用の予約領域を作成しておくとよい。
メールに添付された.PIFや.EXE、.SCRなどの実行ファイルに注意
メール添付型のウイルスでは、ウイルスのプログラムを添付したメールを送信し、ユーザーが実行するのを待つ。 / 自分の知っているファイル・タイプ以外の添付ファイルは不用意に開かないようにする。 / .PIFや.LNKファイルは、エクスプローラではファイル・タイプが表示されないので、取り扱いには特に注意する。
ディスクの内容を完全に消去する
ディスクを破棄したり、譲渡したりする場合には、あらかじめディスクの内容を消去しておかないと情報が漏えいする危険性がある。 / ファイルをごみ箱に捨てても、インデックスが削除されるだけで、データ本体を消去するわけではない。そのためファイルを復活させることもできる。 / データを完全に消去するためには、ディスク全体に渡ってデータを完全に上書きする必要がある。このためにはcipher /wコマンドを実行すればよい。
エラーを無視してファイルをコピーする方法 ―壊れかけたディスクからのファイルの救出―
エラーの発生したディスクからファイルを読み出すには、別のマシンにディスクを取り付けて読み出すとよい。 / ファイルのコピーには、エラーを無視してコピーすることができるxcopyコマンドを使うとよい。
ファイル名の表示順序を変更する
Windows XPのエクスプローラでは、ファイル名のソート順序が「数値順」となっている。数値部分の文字列が実際の数値に変換され、その値に基づいて昇順に並べられる。 / 従来のWindows OSと同様の「アルファベット順」にするには、レジストリを変更する。
WindowsシステムのTempフォルダを簡単に開く
「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「%temp%」を入力して実行すると、WindowsシステムのTempフォルダをエクスプローラで開くことができる。 / 「%temp%」をほかの環境変数(例:「%systemroot%」など)に置き換えると、ほかのWindowsシステムのフォルダ(例:Windowsフォルダなど)も開くことができる。
caclsコマンドでACLを編集する
コマンドラインでファイルやフォルダのACLを編集するにはcaclsコマンドを利用する。 / ACLの追加や置換、削除には、それぞれ/G、/P、/Rオプションを使用する。 / 既存のACLを残したまま編集するためには、/Eオプションを付ける必要がある。
「〜へのショートカット」という文字列を省略する
エクスプローラでショートカットを作成すると、名前の最後に「〜へのショートカット」という文字が付けられる。 / この「〜へのショートカット」という文字はわずらわしいので、省略したいことがある。 / PowerToysのTweak UIツールを利用すれば、簡単に「〜へのショートカット」を省略できる。
ZIPファイルにパスワードを付ける
ZIPファイルにパスワードを付けると、その内容を保護し、安全に保管したり、メールで送信したりできる。 / ZIPファイルを暗号化しても、中に含まれるファイルやフォルダの名前は見ることができる。 / 暗号化されたZIPファイルに新規にファイルを追加しても、そのファイルは暗号化されないので注意する。
エクスプローラの[詳細]表示をカスタマイズする
エクスプローラの表示形式を[詳細]に設定すると、保存したフォルダやファイルの詳細情報をチェックできる。 / 表示できる詳細情報は、デフォルトで表示されているもの以上に多くのものが用意されている。 / [詳細]表示の設定を変更して、自分好みの詳細表示にカスタマイズする方法を紹介する。
動画ファイルのサムネイル表示を抑止する
Windowsエクスプローラで動画ファイルを縮小版表示させると、サムネイルを作成するために表示に時間がかかる。 / コンポーネントの登録を削除すれば、動画ファイルのサムネイルが関連付けされたプレーヤのアイコンとなる。
エクスプローラでLZHファイルを開く
エクスプローラでは、ZIP形式の圧縮ファイルをフォルダと同様に扱うことができる。 / ファイル圧縮方式として、世界的にはZIP形式が主流だが、日本ではLZH形式も広く普及している。 / マイクロソフトが無償公開したツールを追加インストールすれば、解凍のみという制限はあるものの、サードパーティ製のソフトウェアを使わなくてもZIP形式と同じような操作法でLZH形式のファイルを展開することが可能である。
XP SP2のZoneIdとは?
XP SP2のIE6では、インターネット・ゾーンからダウンロードしたファイルを保存するとき、ZoneIdというセキュリティ情報を付加する。 / XP SP2では、ZoneId情報を持つファイルを実行しようとすると、実行してもよいかどうかをユーザーに問い合わせる。 / ZoneIdはNTFSのストリームとして保存されているので、非NTFSファイル・システムにコピーしたり、ストリームを理解しないアプリケーションで処理すると、ZoneId情報が欠落することがある。
ファイルのフルパス名を簡単に取得する方法
Webベースのアプリケーションを利用する場合などでは、ファイルのフルパス名を表す文字列を直接指定する必要がある。 / コマンド・プロンプト上で補完機能を使えば、フルパス名を取得することができるが、操作が面倒である。 / エクスプローラからファイルやフォルダをコマンド・プロンプト上にドロップすれば、フルパス名が自動的に入力されるので、これをコピーして利用するとよい。
エクスプローラで目的のファイル/フォルダを素早く選択する
Windowsのエクスプローラでは、GUIをマウスで操作できるので便利だが、多数のフォルダがあるときには、目的のフォルダを見つけるのに苦労するときがある。 / キーボードからフォルダ名の最初の数文字をタイプすることで、目的のファイルやフォルダに素早くジャンプできる。
WSHからXMLファイルの設定情報を読み込む
アプリケーションの設定ファイルとして、カンマやタブ区切り形式が採用されるケースは多い。だがこの形式は視認性/拡張性に乏しいという難点がある。 / XMLを利用することで、データの中身を人間の目が視認しやすく、かつ、データ・レイアウトの変更にも強い設定ファイルを構築することができる。
エクスプローラでファイルの移動/コピーを簡単、確実に行う方法
エクスプローラでのファイルの移動やコピーでは、マウスのドラッグ&ドロップを使える。 /このドラッグ&ドロップでは、移動元と移動先の双方を同時に表示しておく必要があり、また操作ミスによって、うっかりファイルを予定外のフォルダに移動してしまうこともある。 /こうした問題を回避して、確実にファイルを移動(コピー)するには、ファイルのカット&ペーストが有効である。
エクスプローラで間違って消去・移動してしまったファイルを素早く取り戻す方法
エクスプローラ上でうっかりマウスを操作してしまうと、ファイルがどこかにドラッグ&ドロップされてしまうことがある。 / こんなときには、エクスプローラの[元に戻す] を使えば、ファイルの移動先がどこだか分からなくても、ファイルを元通りに戻すことができる。
ごみ箱に入れずに、ファイルをディスクからすぐに削除する方法
Windowsのエクスプローラでファイルを削除しても、通常は「ごみ箱」と呼ばれる特殊な領域に移動されるだけで、ハードディスクから削除されるわけではない。誤って消してしまったファイルを取り戻せるようにする措置だが、ディスク領域を圧迫する巨大なファイルでは、ごみ箱には移動せず、すぐにディスクから削除したい場合がある。 / この場合には、[Shift]キーを押しながら削除処理を実行することで、ファイルをごみ箱に入れず、すぐにディスクから削除できる。
FrontPage 2003をXMLエディタとして利用する
XMLファイルは、本来人間がその内容を読み書きするためのものではないため、改行や整形が行われておらず、読み書きしづらい場合がある。 / FrontPage 2003を利用すると、XMLファイルを容易に整形することができる。 / さらにW3C勧告に基づいたXML形式であるかどうかを検証させることもできる。
「メモ帳」で行番号を表示させる
Windows標準のテキスト・エディタである「メモ帳」は、ちょっとした設定ファイルやログの確認、スクリプトの作成などに活用できる。 / しかしメモ帳には行番号を表示する機能がなく不便だった。 / Windows XP以降のメモ帳では、ステータス・バーにカーソル位置の行番号数やカラム数を表示する機能がひそかに拡張されている。
デスクトップ・アイコンに素早くアクセスする
一時的に使う作業ファイルやプログラムなどをデスクトップに置いておくとすぐに参照できて便利である。 / しかしデスクトップは狭いので、デスクトップ上のアイコンは前面のウィンドウで隠されていることが多い。 / [Windows]キーがあるなら、1アクションですべてのウィンドウを最小化、元に戻すという操作を行える。
A:ドライブを非表示にする
CD-ROMやネットワークの登場により、フロッピー・ドライブはほとんど使われなくなった。 / しかしエクスプローラではフロッピー・ドライブ・アイコンが表示されており、誤ってクリックしたりすると作業がもたつく原因になる。 / ドライブ・アイコンが不要なら、エクスプローラ上から非表示にして、必要なときにのみ呼び出すようにすればよい。
8.3形式の短いファイル名を表示させる
ファイルやフォルダを作成すると、Windows OSでは、長いファイル名のほかに、8.3形式の短いファイル名も同時に作成する。 / 通常は8.3形式のファイル名を意識する必要はないが、アプリケーションによっては8.3形式しか受け付けない場合がある。 / 8.3形式のファイル名を調べるには、dir /xコマンドを実行する。


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