また、もう少し手間の掛かるやり方として、レジストリの設定でUSBストレージを制限することや、アクセス権の設定でUSBストレージのドライバをインストールさせないようにすることも可能です。
「スタート」ボタンから「ファイル名を指定して実行」を選択して、「ファイル名を指定して実行」画面から“regedit.exe”と入力し、「OK」ボタンをクリックして、レジストリエディタを開きます。
レジストリにHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\UsbStorがあるかどうか探します。なければUSBストレージのドライバはインストールされていないので動作しませんが、ドライバをインストールさせないようにしておきましょう(後述)。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\UsbStorの中のStartというキーがありますので、右クリックして「修正」を選び、値のデータを4に設定します。
レジストリエディタを終了します。これで、USBストレージは実行されなくなるはずです。
USBストレージのドライバがインストールされていない場合は、システムフォルダ(C:\Windows\とかC:\WinNT\がほとんどだと思います)のinfフォルダにあるusbstor.infとusbstor.pnfファイルのアクセス権を設定することで、ドライバをインストールさせないようにすることが可能です。ただし、アクセス権を設定するためには簡易ファイルの共有を使用しないようにする必要があります。
usbstor.infファイルを見つけ、右クリックして、「プロパティ」を選び、「usbstor.infのプロパティ」ダイアログを開きます。
「セキュリティ」タブをクリックし、アクセス権を設定したいユーザーを選び、アクセス権をすべて「拒否」にします。
同様にusbstor.pnfファイルのアクセス権もすべて「拒否」に設定します。これで、USBストレージのドライバがインストール不可能になります。
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