レポートウィザードを使用してレポートの定義を行います。レポートウィザードはソリューションエクスプローラの[レポート]を右クリックし[新しいレポートの追加]を選択することで開始します。
(1)データソースの選択
まずレポートで使用するデータの基になるデータベースの情報を設定します。[編集]ボタンをクリックし(図6)、接続のプロパティ画面でサーバ名とサーバへの接続方法、使用するデータベースを選択します(図7)。
(2)クエリのデザイン
次にレポートに表示するデータを取得するためのSQL文を作成します。SQL文は直接入力する(図8)ことも可能ですが、クエリビルダを使って作成することもできます(図9)。
(3)レポートのデザイン
最後にレポートをデザインします。ここでは表2の「今回設定する値」のとおり順番に入力します。
項目 | 今回設定する値 | 選択可能な値 | |
---|---|---|---|
レポートの種類 | テーブル | テーブル、マトリックス | |
テーブルのデザイン | ページ | 年、店舗名 | − |
グループ | 商品名 | − | |
詳細 | 売上合計 | − | |
テーブルのレイアウト | ステップ | ステップ、ブロック | |
テーブルのスタイル | スレート | スレート、フォレスト、フォーマル、太字、オーシャン、汎用 | |
レポート名 | 店舗別商品別売上 | − | |
表2 レポートのデザイン設定値 |
レポートの定義が完了したら、次にレポートの確認を行います。
(1)レイアウト
BIDSワーク領域の[レイアウト]タブを選択すると、レイアウト画面が表示されます。レイアウト画面上で、レポートの背景に色を付ける、項目の表示枠を拡張する、文字の書式を設定するなどのカスタマイズが行えます。
(2)プレビュー
BIDSワーク領域の[プレビュー]タブを選択することで、実際のレポートの出力のイメージが表示されます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.