■例題3
Oracle Enterprise Manager Database Controlを使用して実行できないタスクを次の中からすべて選んでください。
a.データのインポート、エクスポート
b.データベースの削除
c.データベースのバックアップ、リカバリ
d.データのロード
e.SPFILEのパラメータ変更
f.PFILEのパラメータ変更
■例題の範囲をおさらい
Oracle Enterprise Manager Database Controlでは、Webブラウザを使用してデータベースの監視や管理、メンテナンスを行うことができます。実行できるタスクは以下のとおりです。
■正解
b、f
■解説
選択肢a:Oracle Enterprise Manager Database Controlでは、エクスポートファイルからのデータのインポートやエクスポートファイルへのエクスポート、データベースからのインポートなどを行うことができます。
選択肢b:データベースの削除は実行できません。データベースの作成、削除には、DBCA(Database Configuration Assistant)を利用します。
選択肢c:バックアップのスケジュールや設定、リカバリの設定や実行などを行うことができます。
選択肢d:ユーザーファイルからのデータのロードを行うことができます。
選択肢e:SPFILEのパラメータ変更が可能です。変更の反映は、現在のインスタンスのみ/SPFILEのみ/SPFILEと現在のインスタンス両方に行うことができます。
選択肢f:PFILEの変更はできません。PFILEは、テキストファイルなどから直接編集して変更を行うものです。
よって、実行できないタスクはb、fです。
■まとめ
次の内容をチェックしましょう。
次回は、Oracleネットワーク環境の構成について、間違いやすい点にポイントを絞って説明します。
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