勉強会やセミナーの後には、懇親会が企画されていることが通例です。条件が許す限り参加を検討しましょう。勉強会の本番は懇親会からと豪語する人もいるくらいですが、これはあながち、うそではないかもしれません。
まして、自分がスピーカーであればなおさらです。仮にあなたが人に話し掛けるのが苦手なタイプだとしても、スピーカーの元には自然と人が集まってきます。向こうから話し掛けてくれるのです。発表時間では伝えきれなかったことを伝えるのもよし、フィードバックをもらって議論を深めるのもよし、同じ興味を持つ仲間と親睦を深めるチャンスです。また、スピーカーに対しては懇親会費用が割り引かれるか、無料になるケースが多いのも魅力です。なお、お酒が飲めるか飲めないかは関係ありません。大切なのは聴講者の生の声が聞けることです。
また、発表に使用した資料やプログラムは、なるべく早めに自分の日記やブログを通じて(差し支えない範囲で)公開することをお勧めします。最近は、発表そのものが動画撮影されて後日に共有されたり、生中継されたりすることもありますが、いずれにせよ、時間的にも物理的にも、会場外からのフィードバックを得ることができます。
あなたの発表について言及しているブログがあるかをチェックするのも、わくわくする瞬間です。自分のアウトプットに対して反応があるというのは、エンジニアなら多かれ少なかれ快感に思うはずです。勉強会のトラックバックセンターや、ブログ検索サービスをうまく利用しましょう。
5分で絶対に分かるテクニカルトーク
4分 − 発表後のTips
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