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» 2009年04月03日 00時00分 公開

花粉症のつらさを少しでも緩和しようドクトル・ピノコのプチ元気の薬(7)(1/2 ページ)

花粉症持ちにはつらい季節がやってきた。一番の治療方法は、体に花粉が入ってこないようにすること! 花粉症の仕組みと対処方法を知って、この季節を乗り切ろう。

[ドクトル・ピノコ,@IT]

 かわいい新入社員を口説こうにも、生意気な部下に説教しようにも、彼氏にいつもより甘えてみようにも、鼻水垂らしていては雰囲気はだいなしである!

 あ、すいません、いきなり興奮してしまいました。今年も1年で最も嫌な季節がやってきて、鬱屈(うっくつ)しているもので。わたしは毎年この時期になると、満開の桜の花よりも自分の鼻が気になる人なんです。そう、花粉症の症状に悩まされているわけでして。この苦しみを共有してくださる人は多いはず。

 くしゃみ、鼻水、鼻づまりでイライラしたり頭がボーっとしたり……。仕事の効率がぐっと悪くなっていませんか。そんなつらい症状と戦いながら働く皆さんのお役に立つため、意外に知られていない花粉症治療についてお話ししたいと思います。

そもそも花粉症って何なの?

 花粉症というのはアレルギーの一種です。allergyという言葉は、allos(変わってしまった)とergon(作用)という2つの言葉が合わさってできたといいます。まあそんなウンチクはさておき、アレルギーとはいったい何ぞや? という話から。

 人間の体には、変なものが入ってくるとその異物から体を防御しようとするシステムが備わっています。花粉症の人の場合、体が花粉を悪者と認識してしまうんですね。ざっくりといっちゃえば、悪者が体に入ってくると、それに対抗するために「抗体」という物質が作られ、悪者から体を守る準備がなされます。そして次にまた同じ悪者、つまり花粉が入ってくると、なんとかそいつを追い出そうとしてさまざまな反応、つまり花粉症の症状が出るというわけです。

 侵入してきた花粉を追い出すために、くしゃみや鼻水を出したり、これ以上花粉が入ってこないように鼻づまりを起こしたり。実はわたしたちの体は悪者から身を守ろうと必死に頑張ってくれているんですね。うーん、体がわたしたちのために頑張ってくれているが故の症状で苦しめられてしまうだなんて、なんとも皮肉な話。

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